AI-OCRとテンプレート型OCRの違い:注文書の読み取りにはどちらが向くか
更新日 2026-11-03
書式がそろった帳票ならテンプレート型、取引先ごとに書式がばらばらの注文書ならAI-OCRが向いています。どちらでも読み間違いは起こるので、確認が必要な箇所を示してくれるかが大事です。
テンプレート型OCR
「この位置に品名、この位置に数量」のように、帳票ごとに読み取る場所をあらかじめ設定しておく方式です。
- 書式が決まった帳票(自社指定の注文用紙など)では安定して読める
- 取引先ごとに書式が違うと、その数だけ設定が必要
- 取引先が書式を変えると、設定し直しになる
AI-OCR
AIが帳票の中身を見て、どこが品名でどこが数量かを判断して読み取る方式です。最近の注文書OCRサービスの多くがこちらを使っています。
- 事前の位置設定なしで、さまざまな書式を読める
- 手書きやFAXのかすれにも比較的強い
- それでも読み間違いはあるので、確認の仕組みが必要
FAX注文書ではどちらが向くか
| 注文書の状況 | 向いている方式 |
|---|---|
| 自社指定の用紙で注文してもらっている | テンプレート型でも十分 |
| 取引先ごとに書式が違う、手書きが多い | AI-OCR |
| 新しい取引先が増えやすい | AI-OCR |
読み取りより大事なこと
どちらの方式でも、読み取った結果は「書いてある文字」です。「しょうゆ」を自社の商品コードに直す、ケースをバラに換算する、といった作業は別に残ります。比べるときは、読み取りの精度だけでなく、その後の作業がどこまで減るかを見てください。
出典
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