食品卸のFAX受注、なぜなくならない?実態と効率化の進め方
更新日 2026-11-03
食品の小売・卸売業の調査では約7割がFAXで受注しています。取引先がFAXに慣れていることが大きな理由で、多くの企業が「FAXのまま、受け取った後をペーパーレスにする」方法を望んでいます。
食品業の受注はFAXが中心
小売・卸売業(食品)の受注担当者106名への調査では、受注方法として「FAX」と答えた人が67%で、受発注システム(58.5%)やEメール(55.7%)を上回りました。受注業務の課題では「注文書の手入力に手間がかかる」が6割で最も多くなっています。
ペーパーレス化のハードルとしては、「今までのアナログな方法に慣れている」「取引先がペーパーレスに対応していない」が挙がり、FAX受注をやめると取引に支障が出ると考える企業が多いことがわかります。
FAXをやめてもらうのは難しい
飲食店や小さな小売店にとって、FAXは慣れた道具です。発注用のWebサイトやアプリを使ってもらうには、取引先ごとにお願いと説明が必要で、断られることもあります。同じ調査でも、約8割が「FAX受注の仕組みを維持したまま」受注業務をペーパーレス化できるサービスを望んでいます。
進め方
- FAXを紙で受けない:クラウドFAXや複合機の転送機能で、受信したFAXをPDFで受け取ります。紙を取りに行く・保管する手間がなくなります。
- 入力を自動化する:PDFになった注文書を読み取り、受注データにします。品名を自社の商品コードに当てはめる部分まで自動化できると、効果が大きくなります。
- 確認は「怪しい所だけ」に:全件を見直すのではなく、読みにくい箇所や初めての書き方だけを確認します。
- Web発注は、使ってくれる取引先から:すべての取引先を一度に切り替える必要はありません。
出典
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